骨粗鬆症とコラーゲンの関連性

コラーゲンは美容に関して大きな効果があることはすでに証明されています。
肌の保湿効果、髪の毛を美しくする効果等が挙げられますね。
しかし、コラーゲンの効果は美容だけに留まらず、私たちの健康を増進する効果もあるのです。
最も効果があると言われているのが骨です。

骨はカルシウムでできていると勘違いをしている方も多いかもしれません、骨はカルシウムとコラーゲンが繊維状に集まってできています。
いくらカルシウムを摂取しても、コラーゲンが足りなくては骨粗鬆症の原因となるのは当然。
そのうえ、加齢とともにコラーゲンの生成力は落ちるため、年を取るほど骨折しやすくなるというのはこのためですね。
また、コラーゲンは軟骨を作る働きもあり、関節をスムーズに動かすために必要となります。
コラーゲン不足は骨がスカスカになり折れやすくなるだけでなく、関節痛を招くことになります。
そして、関節が痛いから体を動かさないとなると、運動不足でますます体を動かさなくなる、という負の連鎖が引き起こることになるのですね。

ただし、サプリメントでコラーゲンだけを補うというのはお勧めできません。
骨を作るためにはコラーゲン以外にもビタミンやミネラル等の栄養素が不可欠となります。
サプリメントではなく食生活を見直すということに重点を置きましょう。